2015年7月26日日曜日

社長の社外女房役に至る経緯その4

こんにちは。
社長の社外女房役
「聴く力コンサルタント」の安田剛です。

あと2回ほど独立前の仕事に触れて
みたいと思います。

会計のアウトソーシング事業に携わって
いた時には、最終的に約300社の
クライアントさんとお付き合いさせて
頂きました。

その中で印象的なクライアントさんの
一つがある下水道設備会社の
副社長さん。

この方との出会いは、確かビックサイト
でのアウトソーシング展に出展して
いた時。

社長であるお父様に呼ばれて後を
継ぐべく会社に入ったものの、業績が
右肩下がりにも関わらず、旧体質が
はびこり、思うように改革が進まない
状態。

社内で唯一味方になってくれた経理の
方と一計を案じ、アウトソーシングを
試すことに。

ここでは、会社の経理をあるべき姿に
正すためにチームを組んで向き合い
ました。

多くの困難に向き合う社長さんに
出会ってきましたが、この方も、正に
四面楚歌の中、投げやりにならずに
正面から向き合う方。
その姿勢を敬服していました。

なので、幹部が集まる会議の場に
呼ばれた際には、この副社長さんが
言いたくても社内では言いにくい
ことを、当時話題だった日産の
ゴーン改革を例に出しながら
直言していました。

これが可能だったのは、チームが
しっかり機能したからこそ。
会計のリーダー始め、ほぼ常駐に
近い状態で入った実務スタッフが
それぞれのミッションを確実に
遂行していました。

そんなチームができるまでには、
紆余曲折がありましたが、その辺は、
また別の機会に触れたいと思います。

こういう方を支えることへの遣り甲斐
と言う面で、大きな経験となった
会社さんでした。

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