2018年9月18日火曜日

【経営者の皆さま、幸せに気をつけていますか?】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


いきなり、普段聞く事のない、また
お目にかかることのない問いだと
思うのですが、普段、幸せについて
気をつけていらっしゃいます
でしょうか?

この「幸せに気をつけていますか?」
という問いは、先日開催された第5
人を大切にする経営学会全国大会
において、実行委員長で、幸福学の
第一人者慶応大学前野隆司教授が
ご参加の皆さんに問いかけた言葉。

面白い問いだなあと思ったのですが、
もし不快に感じた方は、どうぞ、
この先はスルーして下さい。

この問いが面白い、または、何か
気になると思われた方はこの先も
どうぞ、お付き合い下さい。

前野先生は、この後、研究者らしく、
エビデンスを元に幸せな社員は
以下のような特徴があるとお話
されました。

・幸福感の高い社員は、低い社員に
対して創造性が3倍高い。
・生産性は31%高い。
・売上は37%高い。
・うつになりにくい。
・パフォーマンスが高い。
・離職率が低い。
・欠勤率が低い。
・利他的である。
・健康で長寿。
・組織を活かす。

こんな特徴があるなら、社員の
幸福感を高めることは100年企業を
目指す会社、永続企業を目指す会社
にとっては、最優先事項の一つと
言えるのではないでしょうか!

では、どうすれば、社員の幸福感は
高まるのか?

前野先生は、幸せのメカニズムの
ポイントを4つの因子で説明して
います。

1因子
自己実現と成長の因子
(やってみよう因子)

2因子
つながりと感謝の因子
(ありがとう因子)

3因子
前向きと楽観の因子
(なんとかなる因子)

4因子
独立と自分らしさの因子
(ありのままに因子)

この4つ揃った人が幸せな人だと。

となると、問うべきは・・・

・社員の誰もがやってみようと
挑戦したくなる風土をつくるには
どうしたらいいのか?

・社内にありがとうと感謝の思いと
言葉が循環するにはどうすればよい
のか?

・悲観的な人も含めて、全社的に
なんとかなると自信を身につけさせる
為にはどんな手を打つことができる
のか?

・社員誰もが、ありのままの自分を
さらすことができ、自分らしさを
伸ばす事で貢献力を高めてもらう
には何ができるのか?

といった問いではないでしょうか。

その為にも、まずは、社員に対して
存在承認から。
「あなたはここにいていい存在」
「あなたはここになくてはならない
大切な存在」

ということを、相手の心の声を
聴くことを通して、伝えて
行きましょう!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年8月29日水曜日

【ルーツの声を聴き、ルーツから応援される自分になる】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


素晴らしい経営者の共通項の一つ。
応援される力が高いこと。

それは、会社の経営理念に共感して
下さるお客様がたくさんいる。

社会からも良い影響を与える存在
として求められている。

社員からは、ここで働くことが
誇りに感じられるので、社長を
応援したいと言う気持ちを
持たれている。

世の中がそういう会社で溢れる
ようになれば素晴らしいことですね。

とはいえ、ウチはまだまだ程遠い!
若しくは、道半ばと感じた経営者
の方が多いのではないでしょうか?

そんな方にお勧めなのが、今回の
テーマ。
【ルーツの声を聴き、ルーツから
応援される自分になる】こと。

ルーツは自分にとって、大切な
根っこ。
この根っこなくして、今の自分は
ありません。

立派な大木には、漏れなく、見えない
土の中に、立派な根っこが張り巡ら
されています。

目に見えない土の中で根っこが
栄養分をしっかり吸収するからこそ
枝葉が伸びてくれます。

私達も、元々ルーツからたくさんの
栄養分を受け継いでいるのですが、
それを意識して活かせている人と、
そうでない人がいます。

以前もご紹介した『なぜ、うまく
いっている会社の経営者はご先祖を
大切にするのか』著者、天明先生は、
「徳の継承と不徳の浄化・抑制」と
いう言い方をされています。

「徳を継承するには、何よりも親・
祖先の徳を知り、その喜びを共有し、
讃え、感謝し、受け継ぐ努力を
すればよい。」

「親・祖先の不徳については苦しみ
悲しみを共有し、慰霊するとともに
縁を近づけず、反面教師として
受け継がない努力をする。」と。

私は、ルーツから受け取ったいろんな
形の栄養分を、“どう解釈し、どう
人の喜びにつながるよう活かしていく
のか“が大事だと考えています。

まず、ルーツに意識を向け、少しでも
その想いに触れようとすることで、
見えてくること、気付かされることが
色々と出てきます。

その上で、『自分が受け継いでいる
であろうご先祖様の要素をどう
活かすと、周りの喜びを最大化できる
のか?』という問いを持つと、
ご先祖様に応援されやすい行動が
取りやすくなります。

人は目に見えることに対しては意識が
向きやすいですが、普段目に見えない
ことに対しては、意識的にそこを
見ようとしない限り見えません。

ルーツの声に耳を傾ける習慣を持ち、
ルーツから応援される自分になる
ことで、社会から必要とされ続ける
永続企業として発展して行かれます
ように!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年8月23日木曜日

【本音を引き出す聴き方3つのステップ】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


社員がまだ10人以内位の時は、
ワンフロアで目も届きやすく、
一人一人の性格や何に動機付けられ
やすいかも見えやすいもの。

ところが、20人も超えて、
一人一人に目が行き届きにくく
なると、特に新しいメンバーの
本音が読めなくて、小さなボタンの
かけ違いから大きなトラブルに発展
した経験をお持ちの社長も多いのでは
ないでしょうか?

業績が順調に拡大する中で、そうした
トラブルが発生した時は、要注意。

特に誰に何を任せたのかという点に
起因していることがわかった場合は、
丁寧な対応が求められます。

誰もが社長の前では、いい顔をしたく
なるもの。

社長の「これよろしく!」に、
「はい、わかりました。」とその場では
答えたものの、後で、何で俺(私)が
・・・となるシーンはよく見受けられる
こと。

だからこそ、何か問題が発生した時は、
現状を点検し直すチャンス。

特に、個々の意思が仕事にどう反映
されているのかは要チェック。

その際、重要になってくるのが、本音を
引き出す力。

そういうのが苦手なんだよね!という
方も大丈夫。
何事にも基本がありますから。

その基本を忠実に実践すると、大きく
外すことはありません。

その基本とは・・・

【本音を引き出す聴き方3つの
ステップ】

1.       自分の気持ちを整える
2.       相手の心に寄り添う
3.       本当の自分で向き合う
(策を弄しない)

シンプルですが、上手く行く人は
これができていて、そうでない方は、
逆をやってしまっています。

例えば、面談する前の意識が、どうも
彼(彼女)は本音が良くわからないん
だよなと疑心暗鬼だったり。

自分の訊きたいことを訊くことが
優先され、相手がどう思っている
のかに意識が向いていなかったり。

どう本音を引き出すかと、策を巡らす
あまり、自分自身が本音で向き合えて
いなかったり。

お心当たりはないでしょうか?

今度、社員の方と向き合う機会が
あれば、是非、この3つのステップを
思い出してお試し下さい。

実践のヒントとしては、自分の
気持ちを整えるには、まず、ゆっくり
息を吐いて、呼吸を整えること。

相手の心に寄り添うには、相手を
主役にして、本当はどうなったら
嬉しいか、どうなることが一番
辛いのかを想像してみること。

本当の自分で向き合うには、伝え
ようとしていることは、損得に
根差したものか、それとも、本来の
願いに根差したものかを自問して
みること。

といったことを、実践すると
効果的です。

社員の本音を引き出すことで、
彼らの本気を引き出すことが
できますように!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年8月14日火曜日

【お盆とお正月は感謝力を育む好機】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


今日はお盆の中日。
最近は、夏休みを社員の皆さん
分散してとるようにしている会社も
多いことと思います。

この時期、日程はそれぞれ前後する
ものの、人を大切にする経営を
実践されている企業では、社員の
皆さんも実家に顔を出し、お墓参りに
行く人も多く見受けられます。

私が尊敬する社長さん方は、皆さん、
ご自身がお墓参りをされるだけでなく、
社員の皆さんにも奨励されています。

こういう習慣が身についている人は
感謝力が高くなるので、日頃の仕事
ぶりでも、お客様へは勿論、共に
働く仲間への気配りも欠かさなく
なってきます。

自社で働く従業員の皆さんが、パート
アルバイトの方も含め、全員が
そういう習慣を持った人たちだと
したら、心強く感じるのではない
でしょうか。

私は、クライアント先でも、毎月
開催する【聞き上手の会】でも、
お盆とお正月の時期は、大切な
家族やご先祖様との対話について
必ず話題に入れるようにしています。

そんな中で、こういう女性が
いらっしゃいました。

彼女は男性にはモテるのですが、
どうも本人曰く男運がないと。

それが、ご両親との関係を見直し
たり、ご先祖の思いを感じるように
したりする中で、変化が表れて
きました。

新しくできた彼が、お墓掃除の
やり方を教えてくれたと。

この話を聴いて、今度は大丈夫だと
私も安心できました。

息子、娘を持つ親御さんなら同じ
ような気持ちになるのではない
でしょうか。

この女性、今ではこの男性と無事
結婚して子供も産まれ、幸せに
過ごしているようです。

皆さんの会社では、社員の皆さん、
お墓参りの習慣がある人はどの位
いらっしゃるでしょうか?

あまりいなさそうと思われた社長さん
大丈夫です。

まずは、お休み明けの会話から。
実家のご両親の様子を聞いてみる
ことから始めるのも一つ。

その時に、ご自身が何か実践して
いることがないと説得力がないので、
実家に電話一本入れることからでも
始めてみてはいかがでしょう!

日頃、気配りや感謝の気持ちが
足りない社員に苛立ちを感じている
ことがあるとしたら、お盆とお正月は
チャンスです。

ご先祖を敬う姿勢、ご両親を大切に
する姿勢を示すことで、感謝力を
育むきっかけをつくって行きましょう!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年8月7日火曜日

【聞き上手な人の3つの特性】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


聞き上手な人、というとどんな
イメージを持たれています
でしょうか?

にこにこ笑顔で否定せずに聞いて
くれる人。

他言しないので、安心して話せる人。

好意的に反応してくれる人。

もやもやしていたことを、聞きながら
整理してくれる人。

いつも何かしら気付きや学びが
あるので、思わず何でも話して
しまいたくなる人。

その人のことを想像するだけで、
安心感が持て、相談したくなって
しまう人。

他にも、皆さん、それぞれ思う
ところがあるのではないでしょうか。

表現は違えど、自分にとって嫌な人
ではなく、好意を感じる人である
ことは間違いなさそうですね。

そんな聞き上手な人にはいろんな
要素がありますが、私が考える
聞き上手な人に欠かせない3つの
特性を今日はお伝えしたいと
思います。

まず、1点目。
「相手を裁かず、フラットな姿勢を
保てる」

何を話しても、否定されず、裁かれる
ようなことがない。
自分と他人を比較せず、フラットな
姿勢で相手を尊重して聴いてくれる
存在は嬉しいものです。

2点目。
「相手の言葉そのものに捉われず、
心の声に焦点を当てて聴ける」

人はついつい相手の言葉に敏感に
反応してしまいがちですが、
聞き上手な人は、言葉そのもの
よりも、本当に伝えたい真意は
何かという心の声に焦点を当てて
聴く事ができます。

3点目。
「真摯に向き合い、喜びの種を
見つける力が長けている」

ついつい何でも話したくなるという
ことは、話していて楽しいから。
ということは、聞き上手な人は、
目の前の人の喜びに敏感。どんな
ことが嬉しいのか、どんな話題で
表情や声が明るくなるのかを見逃し
ません。

聞く事が苦手だなと思っている方は、
まず、3番の「喜びの種を見つける」
ところから始めてみるのをお勧め
します。

個々の、仕事の中にあるちょっとした
喜びの種、プライベートにおける
喜びの種。是非、探してみて下さい。

確実に明るい会話が増えて行きます。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年7月31日火曜日

【伝えたいことが伝わる聴く力】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


タイトルを見て、違和感を持った方も
多いのではないでしょうか?

伝えたいことが伝わる伝え方の間違い
ではないのかと。

これは間違いではなく、今回お伝え
したいことは、“伝えたいことが
相手に伝わる為には、聴く力が
欠かせない“ということ。

その理由をお伝えします。

伝えたいことが伝わる伝え方ができる
人が共通してできていることがあり
ます。

それは、「相手の中に受け皿を作る」
ということ。
言い換えると、「相手が聞く準備が
できたことを確認してから伝える」
ということ。

具体的には、3点あります。

1点目。
まず、相手の状態を把握する。
今受け止められる状態なのかどうか
溢れているような状態なら吐き出して
上げることが先になります。

2点目。
聞いても大丈夫という安心感を
与える。
社長が社員に「ちょっといいかな?」
と言うと、通常社員は身構えるもの。
先に一言、安心感を与える前置きを
意識することが大切。

3点目。
聞く価値があるという重要感を与える。
話の趣旨が相手にとってどんな価値が
あるのかを意識的に伝える必要が
あります。

これらは、相手の心の声を聴いて
配慮するということ。
こうして、相手の中に受け皿を用意
した上で伝えるから伝わるのです。

かつて国連紛争調停官として活躍
された国際ネゴシエーターの島田
久仁彦氏は、その著書
『交渉プロフェッショナル』にて
こう述べています。

『大事なことは、互いに「一緒に
結果を導き出した」という達成感を
共有することです。そのためには、
一にも二にも信頼関係の醸成と
構築が重要です。』

また、「ひたすら相手の話を聞く」
という項において

『交渉や調停の世界でも、いかに
相手に話をさせるかということが
決定的に重要です。知らず知らずの
うちにこちらに有用な情報をどんどん
与えてくれますし、何より「自分の
主張を聞いてくれた」という気持ちに
なってもらうことで、合意への道のり
がスムーズになるからです。』と。

”伝えたいことが伝わる”という
観点で言うと、「交渉」は、相手が
納得して合意に至るまでを網羅
するので難易度が高く、参考に
なることと思います。

少しでもヒントになれば幸いです。

伝えたいことが伝わる為には、まず、
相手が聞ける状態にあるのかどうか
心の声を聴くことを意識してみる
ことがお勧めです。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング

2018年7月26日木曜日

【愛されるリーダーは、部下の価値観を汲み取る】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


社員経験のある社長とない社長。
社員との接し方で、スタート段階に
おいて、差が出やすいことの一つに、
社員の価値観を汲み取ろうとするか
しないかがあります。

起業当初から数年、必死で走り続け、
業績が安定してきた時期に、中堅で
頑張ってきた社員がポツポツと辞める
会社と、次の成長軌道に乗る会社が
あります。

この違いは一体何なのでしょう?

大きな要因として、現場の社員に
とって、遣り甲斐のある仕事になって
いるのか。

それとも、やらされ感のある仕事に
なっているのかという違いがあり
ます。

この“やらされ感”になっている
要因について考えてみると・・・。

多くは、直属の上長が、部下に任せて
いる仕事の意義、目的を明確に伝え
きれていなかったり、部下が大切に
している価値観を汲み取ることなく、
頭ごなしに指示命令だけし続ける
ことで、部下が自分の意思は尊重され
ないという認識を固めてしまうから。

実にもったいないことですね。

逆に、遣り甲斐のある仕事になって
いる職場の上司(人望があり、
愛されるリーダー)は、部下が大切に
している価値観を丁寧に汲み取り、
任せる仕事の意義、目的をその
価値観につながる形で伝えることが
できる人。

例えば、車の部品製造ラインで働いて
いる若手社員で、人の役に立つ仕事が
したいという価値観を持っている場合。

上司が、納期と不良品を出さないこと
だけに汲々として、その若手社員の
価値観を汲んだ声かけができていないと、
やらされ感になってしまうのは自然な
こと。

逆に、上司が、彼の仕事ぶりに対し、
やってくれたことがいかに、お客様の
喜びにつながるか、その前に、会社に
とってどんな貢献につながっている
のかを称える声かけをしてくれると、
“遣り甲斐”につながるのは間違い
ありません。

このちょっとした、相手の気持ちを
汲んだ声かけができるかどうかで、
人のやる気は大きく変わります。

それができる上司を育てるには、
まず、社長が、幹部やリーダー
クラスの社員に実行できているか
どうかが重要です。

大切なことは、日頃から、社員の
様子を好意的関心を持って観察する
こと。

特に、どんな時に素の笑顔を見せる
のかに注目すると会話のきっかけが
掴みやすくなります。

世代の離れた社員の気持ちは
なかなかつかみ辛いもの。
それは、向こうも同じ。

だからこそ、謙虚にわかろうとする
姿勢が、好感を生みます。

まずは、彼らの見ている世界に
興味を持つことから始めてみる
ことをお勧めします!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング

2018年7月23日月曜日

【愛されるリーダーは、お墓参りを欠かさない】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


感謝力を測るバロメーターには
どんなものがあるでしょうか?

経営の神様、松下幸之助翁は、
社員が5000人、1万人、5万人と
増えていくと、“頼む気持ち、拝む
気持ち、祈る気持ち“が大切と
仰ったそうです。

頼む、拝む、祈るというと、手を
合わせて厳粛な気持ちで深くお辞儀を
するイメージが浮んでくるのでは
ないでしょうか。

この“頼む、拝む、祈る“気持ちを
湧き起こしやすい場面といえば、
お墓参りを想像する方も多い事と
思います。

お盆、お彼岸、お正月、月命日など
頻度の違いはあれ、行くとご先祖様
との対話を通して、改めて生かされて
いることに感謝し、自らを省みる
良い機会となっているのではない
でしょうか?

『なぜ、うまくいっている会社の
経営者はご先祖を大切にするのか』
天明茂(公認会計士)著、という本が
あります。

その中で、著者の天明氏は、恩師の
指導に、「百日墓参」というのがあったと
記されています。

倒産した会社の社長には再建計画が
承認されるまで毎日墓参を続けるよう
指導し、それを実行することによって
社長の心に変化が起こり会社の再建に
生きたと思われると述べています。

また人間性向上の四段階をこう述べて
います。

恩の自覚(生み育てていただいた、
おかげさま)
    ↓
感謝の芽生え(ありがとう、感謝
します)
    ↓
報恩の心(お礼、お返ししたい)
    ↓
社会貢献の心(人に尽くしたい)

正に愛されるリーダーに相応しい
あり方ではないでしょうか!

つまり、社員から尊敬され愛される
リーダーは、感謝力が高く、その
象徴的な行動の一つとして、
お墓参りがあると言えるのでは
ないでしょうか。

何か最近、物事がうまく進まない
とか、逆に想像以上のペースで
物事がうまく進んでいる時とか、
自らを省みるきっかけとして、
お墓参りをお勧めします。

遠くてなかなか行けないときには、
神棚や仏壇に手を合わせてご先祖様と
対話する時間を持つのもお勧めです。

大切なことは、生かされている存在で
あることを忘れずに、自らを省みる
習慣を持つことなので。

より良い未来を創造する上で、
“ご先祖様の声を聴く“気持ちを
忘れずに今を丁寧に生きて
行きましょう!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング

2018年7月20日金曜日

【愛されるリーダーは、自己開示力が高い】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


「愛されるリーダー」と聞くと、
どんな人物を思い浮かべます
でしょうか?

いつも笑顔で周りを明るくする人。
社歴、年齢、性別関係なく、個々の
話に心から耳を傾けてくれる人。

責任は自ら引き取り、手柄は部下に
渡す度量の大きさを持つ人。
今の環境に振り回されることなく、
最適な環境を生み出すことが
できる人。

などなど。
挙げればきりがないのではない
でしょうか?

そんな中、あまり注目されにくい
のですが、実は重要度が高いのが、
この“自己開示力”。

しかも、その伝え方が大事。
励ますつもりで失敗体験を話した
ことが、「やっぱり無理!」という
気持ちを強化してしまうリスクも
あったり。

さらなる上を目指してもらおうと、
自分の成功体験を伝えたところが、
「ただの自慢話」にしか聞こえず、
うんざりされてしまったり。

誰もが何度となく、そんな失敗を
してしまった覚えがあるのでは
ないでしょうか?

では、愛されるリーダーの自己開示は
一体どこが違うのか?

それは、ズバリ『相手目線』

いやいや俺(私)だって相手目線で
伝えているつもりなんだけど、
反応が思わしくないんだ。

と言う方もいらっしゃるのでは。

そういう方との違いは、話しながら
『俯瞰目線』を持てているかどうか。

どちらも動機は善。
目の前の社員を元気付けたいとか、
もっと上を目指してほしいとか、
そういう思い。

ただ、スタートはそうでも話し始めた
段階で、話す内容にのめり込んでいる
自分に気付いたことはないでしょうか?

俯瞰目線を持っているリーダーは、
その対話全体の方向性を
コントロールしています。

愛されるリーダーは、対話の最初から
最後までその目的から目を離しません。

目的が、社員の成長を促すことと
定めたらあくまでそこに必要なこと
だけを自己開示します。

人はどうしても自分の体験談を語り
始めると、当時の事が次々と思い
出されて、それをまた語りたくなって
しまいます。

その気持ちをいかに自制しながら、
当初の目的に添った対話に専念
できるかが大きな分かれ目。

もう1点。
自己開示力に関して重要なことが、
『自分を受け入れる力』。

自分が得意なことも苦手なことも
ありのままに受け入れる力。

人は、自分を受け入れられる範囲で
しか人を受け入れることはできません。

自分の弱いところも丸ごと受け入れ
られる人が、自己開示力も高く、
愛されるリーダーとなるのです。

人のことを絶対許せないという思いが
強く出る方や、自己開示することに
内容によって抵抗を感じる方は、
ご自身の心の声に耳を澄ませてみる
ことをお勧めします。

相手の心の声を聴く上で、欠かせない
のは、自分の心の声を聴けるように
なること。

愛されるリーダーへの一歩は、そんな
ところからも始められます。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年7月16日月曜日

【人望のあるリーダーほど、ネガティブ情報を積極的に聴く】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


・お客様から社員が褒められた。
・新入社員が初契約を獲得した。
・お怒りだったお客様が、社員の誠実な
対応でファンになって下さった。

こうした嬉しい報告は、リーダーなら
誰もが喜んで聞きたくなる話。

では、下記のような話はどうで
しょう?

・経理から、営業の〇〇さんの
ことで不満が出ている。

・お客様からのクレームに対して、
営業と開発がいがみ合っている。

・中堅幹部のAさんが辞めたいと
言ってきた。

あなたなら、どんな姿勢でこれらの
話を聞くでしょうか?

会社の体質はネガティブ情報(社員の
困り事やお客様や取引先の困り事等)
の扱い方に表れます。

トップや幹部が、臭いものには蓋
的な対応をする会社は、現場で
問題があっても上に正確な報告が
上がらない隠蔽体質が出来上がり
ます。

一方で、トップや幹部がネガティブな
情報ほど積極的に聴いて即対処する
会社は、風通しが良く、正確な報告が
時間差なく上がる美しい体質が
出来上がります。

当然のことながら、前者では、
トップや幹部は社員からの人望が
薄く、後者は厚くなります。

では、人望の厚いトップや幹部は
最初からネガティブ情報を積極的に
聴く事ができたのでしょうか?

それはNO。
勿論、最初から覚悟ができている
リーダーもいますが、多くは、当初、
ネガティブ情報はできることなら
受け取りたくないと思うのが人情。

そこで何度か痛い思いを何度か重ねる
中で、耳の痛い話ほど真摯に聴いて
素早く対処することで、ピンチが
チャンスに変わるという体験を
します。

これを一度経験するとしめたもの。
ネガティブ情報を積極的に取りに
行くようになれます。

大事なことは、ネガティブ情報に
接した際、それを“何のチャンス”と
捉えることができるか。

例えば、先の、経理の人の不満なら、
「営業マンの上長の指導力を高める
チャンスかもしれない」とか。

「双方の手間が省けるシンプル
ルールができるチャンスかも
しれない」とか。

次の、営業と開発の件なら、
「社内交流を増やすチャンスかも
しれない」とか。

「経営理念に基づく各部署の
行動指針をより具体的にする
チャンスかもしれない」とか。

「これは何のチャンスだろう?」を
口癖にすると、ネガティブ情報に
向き合う気持ちが確実に軽くなり
ます。

“困ったな”と思った時こそ、チャンス。

是非、お試し下さい!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


2018年7月9日月曜日

【魅力的なリーダーは相手主役の会話ができる】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


魅力的なリーダーと言うと、どんな
方が思い浮かぶでしょうか?

著名な経営者、歴史上の偉人、また
身近で目標としている経営者の方が
いらっしゃるかもしれませんね。

その方々に見られる共通項としては
どのような要素があるでしょう?

例えば、
・決断力がある。
・包容力がある。
・明確なビジョンを持っている。

・困難に直面しても動じることなく、
泰然自若としている。
・明朗快活でエネルギッシュ。
・先見の明がある。

・すべての責任を負う覚悟を持ち、
功は部下に譲る度量の大きさがある。
・個々の強みを引き出す力がある。
・圧倒的な成果を上げている。

まだまだあると思いますが、社員との
対話において、私が最も大切だと
考えているのが、“自分主役ではなく、
相手主役の会話にすること“。

そうすると、相手の社員は、社長が
自分のことを大切に扱ってくれている
ことが伝わり、意気に感じてやる気も
高まります。

例えば、・・・
「明日の新規のお客さんの準備は
できたか?(現場で俺に恥をかかせる
ようなことはないだろうな!)」
()内は心の声。

と言われるのと、

「明日の新規のお客さんに対して
どんな準備を考えている?(今回は
どんなチャレンジをするつもり
なのか)」

と言われるのでは、()内の思いが
表情に表れやすいと言う事実を
踏まえると、受け取る印象は段違い。

前者は、「俺に迷惑をかけるなよ」
という自分主役のメッセージ。

後者は、「君の考えを聞かせてくれ」
という相手主役のメッセージ。

どちらのメッセージを受け取った
方が、「このリーダーについて
行きたい!」と思うかは明らか。

ところが、多くの多忙なリーダーは、
前者のパターンにはまりがち。

一方、魅力的なリーダーは、一般に
多くの失敗を経て、後者にたどり
ついています。

それは、社員の成長こそ、会社の
成長の源泉ということが痛いほど
身にしみているから。

会話を相手主役に変えると、
社員が活き活きとしてきます。

もし、社員が自分の意見をなかなか
言わないなぁと感じることがあれば、
是非、会話を相手主役に変えてみる
ことを意識してみて下さい。

誰もが、本来、仕事で自分の出番を
感じて遣り甲斐を持って働きたい
もの。

「今の会話の主人公は誰になって
いたか?」と問い直すことから
始めてみることをお勧めします。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング

2018年7月4日水曜日

【人の心を動かす言葉を操るリーダーは聞き上手】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


人の心を動かすリーダーとそうでない
リーダーとの違いは何でしょう?

それは、・・・

「人に対する興味・関心の高さ」

なぜか?

人の心を動かすには、感情の機微に
通じ、痛みに深く共感できる必要が
あるからです。

この痛みに深く共感できるからこそ、
喜びを共有する際の気持ちも数段
味わい深いものになり、人の心を
動かす言葉を操れるようになる
のです。

経営者は勿論、経営幹部の方々
ともなれば、大小様々な挫折を
乗り越えた体験をお持ちのことと
思います。

特に辛い時期に相談に乗ってくれ
たり、心から受け止めてくれた先輩
経営者やメンター的存在の方の
ことは決して忘れていないはず。

そういう人がかけてくれる言葉は、
「自分をよく理解してくれている」から、
ちょっとした一言でも心に沁みるもの。

とはいえ、誰もがそんな一言を最初から
言えるわけではありません。

まずは、従業員一人一人のことに
今よりもちょっと興味・関心を
持つことから。

彼らが人生で大切にしていることは
何なのかに興味を持つと、自然と
普段の会話の中身が変わってきます。

社員の立場で、社長が自分の大切に
していることに興味を持ってくれる
ことは嬉しいこと。

わかろうと興味・関心を持って聴く
ことで、相手に響く言葉が何かを
掴む事ができます。

但し、注意が必要なのは、わかろうとする
にも2種類あって、一つは、彼(彼女)は
どんな素晴らしさがあるのだろうという
姿勢で聴くこと。

もう一つは、彼(彼女)は何か裏が
あるんじゃないかと疑いの気持ちで
探ろうとすること。

当然、前者は相手にいい影響を与え
ますが、後者は悪影響を与えてしまう
ので要注意。

善意で自分のことを見ているのか、
猜疑心で見ているのかは、相手には
すぐ伝わってしまいます。

彼(彼女)は会社にどんな貢献をして
くれるのかだけではなく、世の中に
どんな良い影響を与える存在なのか
という視点も持って、是非、関わって
みて下さい。

きっと、彼(彼女)のこれまで表面化
してこなかった新たな可能性が開花
して行く事と思います。

相手の善意と可能性にフォーカスして
一歩踏み込んで聴く勇気を応援して
います!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
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聴く力コンサルティング

2018年6月29日金曜日

【自立型リーダーが育つ組織のトップは”待ち上手”】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


私が支援してきた社長さんたちの
特徴の一つに「せっかち」があり
ます。
“それいい!”と思ったら即実行!

これは社長にとっては紛れもなく
長所。変化の激しい時代において
スピード経営が求められる中、
決断、実行のスピードが早いのは
強みになります。

ただ、一方で、弊害もあります。
社員に対しても、自分と同じ
スピードを今すぐ求めてしまうこと。

思っていた時期にできていないと
イライラして直接怒りをぶつける
場合もあれば、幹部に「なんで
あいつはできていないんだ!」と
怒る場合も。

このパターンは、社長の顔色を伺う
依存型の社員を育ててしまいます。

そこから、そういう接し方が及ぼす
社員への悪影響を深く認識した方から
焦点の当て方が変わってきます。

気付いたことを「早く実行するには
誰に何をやらせるか」という発想
から、「これを誰に任せると、本人
にとっても周りにとっても良い成長の
機会とすることができるか」という
発想への転換。

前者は、自分がどうしたいかのみに
焦点が当たっていたのが、後者は、
自分がやりたいことを、社員の成長の
機会にどう上手くつなげることが
できるかというところに、焦点が
当たるようになっています。

このプロセスで、社員の現在地を
よく把握しようとする姿勢が芽生える
ことで、聴き方にも変化が現れます。

その1つが、“待ち上手”になること。
これが、自立型リーダーを育てる上で、
大きな威力を発揮します。

「ああしろ」「こうしろ」ではなく、
「あれどうなっている?」
「これどうなっている?」
「それができる為には次にどんな手を
考えている?」
「時間と予算に制限がないとしたら
どんなことをしてみたい?」

などといったことを問いかけ、相手の
言葉を待つ。
この待つ時間が相手の思考訓練に
なります。

慣れないうちは、すぐには出てこない
のですが、ここはグッと我慢。

角度を変えながら問いかけ、本人の
考えが何かしら出てくるのを、信じて
待つ。

“待ち上手”の土台をなすのが、この
社員の成長を信じて見守る気持ち。

この気持ちが、元々「せっかち」な方
だとは思えないほど、周囲から見て
ゆとりを生み出します。

社員からすると、以前は、何か言うと
社長に怒られると思っていたのが、
近頃は、自分の考えを言っても
受け止めてもらえると思えるように
なると安心していろんなアイディアを
伝えてくれるようになります。

自立型リーダーを育てる“待ち上手”。
最初の一歩は、「〇〇しておいて」と
指示・命令する前に、
「これどう思う?」
と質問して間をとるところから。

最初は手間に感じても、社員の
成長こそ会社の利益を生み出す
源泉ですから。

「せっかち」な社長の「待つ勇気」を
応援しています!


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2018年6月27日水曜日

【明るい出口を意識して聴く】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


従業員の具合が悪そうな時、
お客様から何かクレームを受けた時、
従業員が何か失敗した時など、
彼らとどんな関わり方をされている
でしょうか?

報告、連絡、相談の中でも、
ネガティブ要素が入っている時に、
そんなつもりはないのに、聴いている
うちに不快感で体中が満たされ、
とげとげしい終わり方になって
しまったご経験は誰しもお持ちでは
ないかと思います。

トップと従業員の直接の接点は、
すべてが育成の機会。
目の前の事態にどう対応するかを
従業員はよく見ています。

大切なことは、どんな厳しい状況に
追い込まれたとしても、感情的に
取り乱すことなく、ピンチを
チャンスと捉え、終わり際をいかに
明るくするか。

この対話の終わり際が、暗いトーンに
なるのか、明るい希望を感じさせる
ものとなるのかは、その後の部下の
仕事ぶりに大きな影響を与えます。

従業員のパフォーマンスを上げる
シンプルな方法は、ご機嫌で仕事を
してもらうこと。

私が28歳の時、ゼロから会計の
アウトソーシング事業を任された際、
私を入れて5人だった時に一度に
3人の社員が辞めたいと言ってきた
ことがあります。

しかも残ってくれたのは、当時、
一番苦手だった女性。
心に鉛のような鈍い重みを感じながら
怒鳴られるのを覚悟で、社長に
報告した時の反応に驚かされました。

電話だったのですが、なんとも
明るい声で「あ~、よくある、
よくある、また、・・・」と。

言葉はよく覚えてないのですが、
とにかくメッセージとして受け取った
のは、「よくあることだから
気にするな、次がんばれ」といった
こと。
これには救われました。

お陰で真っ暗闇を放浪しているような
気分から、太陽の光を浴びて
生き返ったような感覚になり、
新しい組織づくりに邁進することが
できました。

ネガティブ要素を持った従業員からの
報告、連絡、相談にどう対応するかは
その後の、彼らのパフォーマンスに
甚大な影響を及ぼします。

こういう時の対応が上手いトップには、
ある共通項があります。
それは、「すべての体験は未来の糧に
なるという信念がある」こと。

ピンチの時ほど、打たれ強いタフさを
身に付けさせるチャンス。
従業員が沈んでいる時に、いかに
気分を上げられるトップでいられるか。

日頃から「明るい出口を意識した
対話」を実践することで、従業員の
高いパフォーマンスを引き出して
行きましょう!


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2018年6月17日日曜日

【不機嫌マネジメントからご機嫌マネジメントへ】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


お客様の立場で、その会社へ一歩
足を踏み入れた時、いつもまるで
光が射したかのような明るい会社も
あれば、逆にいつもまるで薄明かりの
地下室にでも案内されたかのような
暗い会社もあります。

その違いは一体どこからくる
のでしょうか?

勿論、業績が良い時は明るく、
業績が悪い時は暗いということも
あるでしょう。
でも、それだけでしょうか?

会社の雰囲気を作っている大本は
まぎれもなくトップである社長。

従業員は社長のことをよく見て
います。特に機嫌が良いか悪いか
には、とても敏感です。

なぜなら、自分の仕事に大なり小なり
影響があるから。

例えば、お客様からのクレームの報告
を受けるとすぐ不機嫌になってしまう
社長の下で働く場合。

従業員はどんな忖度をすることが
考えられるでしょう?

社長の逆鱗に触れるのを避けるため、
クレームを矮小化して伝えるかも
しれませんし、事によっては
報告しないかもしれません。

社長の立場では、そんな馬鹿なことを
すれば、もっと俺(私)に怒られる
だけじゃないか!と思われるかも
しれませんが、従業員の立場だと、
いかに社長の怒りから免れるかを
最優先してしまいがちなので、
真実の情報が上がってきにくく
なってしまいます。

こういう職場環境では、従業員は
本音を覆い隠し、事なかれ主義に
陥りやすくなってしまいます。

逆に、クレームの報告を受けた際、
歓迎の姿勢で受け止め、ピンチを
チャンスに変える手立てを打てる
社長の下で働く場合。

従業員の立場からすると、もっと
小さなクレームからでも報告しよう
とか、まず、何かあったら些細な
ことでも相談しようという気持ちに
なるもの。

前者と後者で会社の雰囲気には歴然と
違いが現れます。

明るい会社を作ろうと思えば、どんな
時もご機嫌でいようと努力する必要が
あります。

ご機嫌でいるというのは、どんな
状況に陥っても、泰然自若として
危機も事態好転の機会とする腹が
決まっていること。

昭和の政財界のリーダーが師と仰いだ
安岡正篤氏は、「照心語録」にて以下の
ように記しています。

「人間の徳性の中でも根本のものは、
活々としている、清新溌剌であると
いうことだ。

いかなる場合にも、特に逆境・有事の
時ほど活々していることが必要
である。

その人に接すると自分までも気が
爽やかになるという、これが人物の
最も大切な要素だ。

そしてかくのごとき人であれば必ず
役に立つ。」

従業員が社長の顔色を伺うのではなく、
お客様の方向を向いて最大限の力を
発揮できるよう、不機嫌を克服し、
清新溌剌として、ご機嫌な状態で
マネジメントして行きましょう!


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