2018年10月2日火曜日

【言葉になる前の言葉を聴く】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


何か社員に指示を出した際に、パッと
表情が明るくなったこと、逆に、
一瞬で表情が曇ってしまった場面に
遭遇したことがあるのではないで
しょうか?

その理由が瞬時に掴めた事もあれば、
時間が立っても意味不明だったことも
あるかもしれませんね。

社員が成果を挙げやすい環境を整える
には、孫子の言葉にあるように・・・

「彼を知り、己を知れば百戦危う
からず」で、相手を良く把握する
ことと己を知ることが大切。

今回は、相手を良く把握することに
関して。

社員のやる気を引き出すという
観点で考えると、彼らの喜怒哀楽に
敏感になること。

そうすると、適切なタイミングで
声をかけられたり、やる気になる
仕事の任せ方や、本人が嫌がる仕事
でも、やる意義の持たせ方が
そう難しくなくなります。

人は何か不満や不安、モヤモヤした
ものを抱えながら仕事をするよりも、
気分良く遣り甲斐を感じながら仕事を
できた方が、当然パフォーマンスは
よくなります。

幸福学の第一人者、慶応大学の前野
教授がハーバードビジネスレビュー
の記事から紹介されていた事実が
これ。

『幸福感の高い社員の創造性は3倍、
生産性は31%、売上は37%高い』

そう考えると、いかに気分良く
仕事をすること、してもらうことが
大事かがわかります。

その時、大切になるのが、今回の
テーマ【言葉になる前の声を聴く】。
それによって、彼らの感情に気付く
ことが大事。

これは、言葉を変えると、相手を
よく観察すること。

もっと言うと、彼らの喜怒哀楽
(感情的な反応)に注意を払い
ながら、本当の思いに焦点を当てて
観察すること。

本当の思いとは、この仕事を
通してどうなりたいのかとか。
この仕事に何を求めているのか。

彼(彼女)にとって、仕事を通して
幸せを実感できるとはどういう
ことかとか。

その上で、最も大切なことを一つ
挙げるとしたら・・・

『喜びの種にフォーカスして聴く』
こと。

人によって働く目的は様々。
喜びの種も様々。

社長が社員の喜びの種にフォーカス
した会話が増えると、社員の躍動感
が高まります。

勿論、何を任せるかがもっと大事
なのですが、そこに至るプロセスで
この【言葉になる前の声を聴く】
ことができると、社員と会話が弾む
場面が確実に増えます。

ピンとくるものがあれば、是非、
お試し下さい!

社員幸福度を高めて、社員の表情も
業績も晴れ晴れしたものとなります
ように!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


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