2018年6月11日月曜日

【イラッとした時の感情の取り扱い方】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


紫陽花が雨に映える季節となった
6月中旬。
どんな1週間のスタートを切られた
でしょうか?

前回のブログで、幹部にイラッとした
際の「捉え方と問いの立て方」をお伝え
しました。

ただ、そうは言っても、イラッと
した感情が収まってこないことには
冷静に考えることはできません。

そこで、最初にやるべきはこれ。
【イラついた感情は、散らしてから
整える】です。

体(頭)の中に燃え盛る炎がある
時は、勢いが強いので、無理やり
整えようとしても簡単には鎮火して
くれません。

まずは、「間をとる」こと。
スポーツでも試合の流れを変えたい
時には、タイムアウトをとったり、
選手を変えたりしますよね。
自分の感情の流れを変えるにも
この「間をとる」ことは有効です。

イラッとした感情を放っておくと、
言ってはいけない事を口走ったり
やってはいけない突発的な行動を
とってしまいかねません。
社員は、社長の怒ったときの表情は
敏感にキャッチしています。

心当たりがある方は多いのでは
ないでしょうか?

具体的には、視線を外す。
空を見上げる。外の空気を吸う。
その場を一旦離れる(可能なら)。
何か飲む、等々。

つまり、目に入るものを変えたり、
耳に入るものを変えたり、口に入る
ものを変えたり、鼻で感じるものを
変えたり、肌感覚で感じるものを
変えたり、五感で受け取る情報を
変えることで、感情を一旦散らす
こと。

その上で、深呼吸して息を整えると
頭が冷静に働きやすくなります。
ゆっくり吐くことが大事なので、
吐く:吸う が、21位の
割合を目安に。

例えば、ゆっくり10秒吐いて、
5秒吸う位の感覚で。

呼吸が整うと、副交感神経が優位と
なり、体がリラックスします。

その上で、前回のブログでお伝え
したように、①自責で考え、②ズレを
修正し、ベクトルを合わせるチャンス
と捉え、③必要な問いを持てば、鬼に
金棒。

もう、感情的になって失敗する心配を
する必要はありません。

イラついた感情は、散らしてから
整える。
是非、お試し下さい。

幹部が目指す姿に育ったイメージを
持ちながら、紫陽花を愛でる位の
気持ちの余裕を持って、梅雨も笑顔で
過ごして行きましょう!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング



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