2018年4月26日木曜日

【ビジョンにつながる受け止め方を選択する】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


同じ出来事が起きても、受け止め方は
人によって千差万別。

例えば、過去最高益が出たとき、
または、過去最大の赤字が出たとき、
リーダークラスの皆さんは、どう
受け止める方が多いでしょうか?

「人間万事塞翁が馬」と捉えて、
どんなに業績が良くても、謙虚に
受け止め、逆にどんなに悪くても
プラス受信で、谷深ければ山高し
という受け止め方をされるリーダーが
多いでしょうか?

それとも、良い時は気が大きくなり、
不必要にお金の使い方が荒くなったり、
悪い時は、意気消沈して気が小さくなり、
行動まで萎縮してしまったりする
リーダーが多いでしょうか?

大切なことは、どんな状況においても、
まずは、トップがビジョンにつながる
受け止め方を選択しているかどうか。

選択した上で、幹部やリーダーに
ビジョン浸透の機会として、個々の
理解度を踏まえ、問いを通して
気付きを与えていく必要があります。

この問いが重要。
人には思考のクセがあり、受け止め方
にもクセがあるので、意図的に本人が
見えていないと思われる視点を、
問いの形で伝えると、本人の脳が
新たな答えを出そうと働いて
くれます。

例えば、過去最高益で少し浮かれ
気分が見えるリーダーに、「ビジョン
(←具体的な内容で)実現に向けて
攻めの一手を打つ前に、押さえて
おかないと後で後悔する可能性がある
としたら何だと思う?」とか。

過去最大の赤字に意気消沈して、
行動まで萎縮して見えるリーダーに、
「すべての出来事は、ビジョン実現
に向けたドラマの一コマだとしたら、
ここからどんなシナリオを描けば、
みんながやる気になると思う?」
とか。

目の前で浮かれてたり、萎縮して
見えるリーダーがいたりしたら、
イラッとするもの。

そんなときこそ、リーダーが
ビジョン実現に向けて本気になる
チャンスと捉え、問いをうまく
活用して本人の中に気付きを
起こして行きましょう!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング



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