2018年7月9日月曜日

【魅力的なリーダーは相手主役の会話ができる】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


魅力的なリーダーと言うと、どんな
方が思い浮かぶでしょうか?

著名な経営者、歴史上の偉人、また
身近で目標としている経営者の方が
いらっしゃるかもしれませんね。

その方々に見られる共通項としては
どのような要素があるでしょう?

例えば、
・決断力がある。
・包容力がある。
・明確なビジョンを持っている。

・困難に直面しても動じることなく、
泰然自若としている。
・明朗快活でエネルギッシュ。
・先見の明がある。

・すべての責任を負う覚悟を持ち、
功は部下に譲る度量の大きさがある。
・個々の強みを引き出す力がある。
・圧倒的な成果を上げている。

まだまだあると思いますが、社員との
対話において、私が最も大切だと
考えているのが、“自分主役ではなく、
相手主役の会話にすること“。

そうすると、相手の社員は、社長が
自分のことを大切に扱ってくれている
ことが伝わり、意気に感じてやる気も
高まります。

例えば、・・・
「明日の新規のお客さんの準備は
できたか?(現場で俺に恥をかかせる
ようなことはないだろうな!)」
()内は心の声。

と言われるのと、

「明日の新規のお客さんに対して
どんな準備を考えている?(今回は
どんなチャレンジをするつもり
なのか)」

と言われるのでは、()内の思いが
表情に表れやすいと言う事実を
踏まえると、受け取る印象は段違い。

前者は、「俺に迷惑をかけるなよ」
という自分主役のメッセージ。

後者は、「君の考えを聞かせてくれ」
という相手主役のメッセージ。

どちらのメッセージを受け取った
方が、「このリーダーについて
行きたい!」と思うかは明らか。

ところが、多くの多忙なリーダーは、
前者のパターンにはまりがち。

一方、魅力的なリーダーは、一般に
多くの失敗を経て、後者にたどり
ついています。

それは、社員の成長こそ、会社の
成長の源泉ということが痛いほど
身にしみているから。

会話を相手主役に変えると、
社員が活き活きとしてきます。

もし、社員が自分の意見をなかなか
言わないなぁと感じることがあれば、
是非、会話を相手主役に変えてみる
ことを意識してみて下さい。

誰もが、本来、仕事で自分の出番を
感じて遣り甲斐を持って働きたい
もの。

「今の会話の主人公は誰になって
いたか?」と問い直すことから
始めてみることをお勧めします。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング

0 件のコメント:

コメントを投稿