2018年5月29日火曜日

【継続に必要な変化と内なる変化に気付く必要性】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


毎年5月の最終日曜日は、ここ14
連続で参加している大会があります。

それは、山中湖1周ロードレース。
山中湖村民約6000人に対して、
この日はレースに約13.000人が
全国から集います。

スターターはここ数年、山中湖村民
でもある“あの”瀬古利彦さん。

参加のきっかけは、コーチなり立ての
時に、コーチ仲間に誘われたこと。
それが、2005年。

翌年からは、毎月勉強会を運営して
いる仲間と前日夜の宴会も楽しみに
継続参加しています。

その中で、私自身、今年はちょっと
した変化が2つありました。

1つが壮年の部となり、ゼッケンが
変わったこと。

もう1つが、タイムが前年比で初めて
9分遅かったこと。

因みに、事前練習は、例年とさほど
違わなかったにも関わらず。

ただ、事前練習の時に予兆は感じて
いました。

が、いざ現実となると軽いショックを
受けました。

それは、去年初めてサポートタイツを
使用したところタイムが前年比2
余り早かったので、今年も行けるの
ではと淡い期待を抱いてしまった
から。

体が現実を直視するようアラームを
鳴らしてくれました。

元々、楽しむことが目的でタイムは
二の次と思っていたものの、悔しさを
感じられたのは収穫でした。

この山中湖1周ロードレース。
毎年、私にとってその時に必要な
気付きをもたらしてくれます。

今回は、テーマに書いた【継続に
必要な変化と内なる変化に気付く
必要性】。

継続に必要な変化とは、当たり前の
ことですが、工夫を伴う努力。

内なる変化に気付く必要性とは、
現実を直視する勇気を持たないと、
得たい結果から乖離してしまうという
こと。

慢心を戒める良い機会となりました。

日常に活かす問いとしては、
「これは工夫を伴う努力になって
いるのか?」
「今起こっている内なる変化が
あるとしたら何か?」
「薄々気付いていながら、直視
しようとしていない内なる変化が
あるとしたら何か?」

今の自分にとって、必要な問い。
大切にしたいと思います。

今のあなたにとって、必要な問い
とは何でしょう?
何かのヒントになれば幸いです。


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
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聴く力コンサルティング

2018年5月8日火曜日

【気にかける、声をかける、次につなぐ】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


連休明け初日、昨日は各リーダーの
皆さんはどんな表情でお仕事されて
いましたでしょうか?

リフレッシュできて、ゆとりのある
笑顔を見せている人。

こんな時こそ、差をつけるときと
ばかりに目をらんらんと輝かせながら
切れのある仕事ぶりを見せている人。

逆に、どこか冴えない表情で、体の
動きにも重さが感じられる人。

また、スピーディーな動きは見せる
ものの、安定感に欠け、いつもに比べ
集中力の低下が感じられる人。

そんないつもとは違った変化を
敏感に察知して、適切な声をかけて
いらっしゃる方は素晴らしいトップ。

なんとなく気付いてはいるものの、声を
自分がかけるべきか否か逡巡したり、
どう声をかけるべきか悩んでしまったり
している方もいらっしゃるかも
しれませんね。

前回もお伝えしましたように、
トップの仕事は、リーダーの意欲、
能力を最大限に引き出して、成果に
結びつけること。

なので、各リーダーのちょっとした
変化に敏感にキャッチし、一声かける
ことが大切。

あまり難しく考えず、例えば、最初の
ゆとりのある笑顔のリーダーには、
こちらも明るい笑顔で、「いい顔してる
ねぇ、お休み楽しめた?」とか。

二人目の、切れのある仕事ぶりの
リーダーには、こっちも気合を
込めて、「さすが、もうトップギア
入っているみたいだね」とか。

三人目の、どこか冴えない表情の
リーダーには、彼(彼女)の部下が
いないところで、そっと「何か
あった?」とか。

四人目の、いつもに比べ集中力の
低下が感じられるリーダーには、
もう少し配慮が必要。

理性で頑張ろうとしつつも、感情が
追いついてない可能性があるので、
感情を解放させてあげる必要が
あります。

ここに関しては長くなるので、
また別の機会に書きます。

今回、一番お伝えしたいのは、
トップが、リーダー個々のことを
気にかけ、一声かけることは、
想像以上に価値があると言うこと。

気付いた時に、一声かけておくと、
そのリーダーからすると見守られ
ている安心感があるので、何か
あった際に相談しやすくなります。

こちらからすると踏み込んだ
コミュニケーションも取りやすく
なり、次につながります。

ところが、そこで一声かけてないと
次に何か気になることがあったときに、
言い方を間違えると、向こうから
すると、注意されているように
受け取られ、防御の姿勢になる
ことで、コミュニケーションが
取りづらくなります。

交流分析では、肯定的ストロークと
言いますが、日頃の何気ない
愛あるコミュニケーションを
積み重ねて、リーダーの皆さんの
意欲を高めて行きましょう!


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2018年5月3日木曜日

【伝え方を考える前に捉え方を考える】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。


打てば響くリーダーは、何を話して
いても話がとんとん拍子に進みます
が、打てども打てども響かない
リーダーに対してはどう接したら
いいのか、悩ましいことと思います。

この時、大切なのは、どう伝えるか?
や、どう接するか?という問いから
考えるのではなく、彼(彼女)を
どう捉えるか?から考えること。

関わることを避けて通れない存在で、
思い通りに行かない人ほど、私達を
成長させてくれます。

相手からすれば、自分のことを
問題児として捉えているのか、
それとも意見は違うけれども
掛け替えのない戦力として捉えて
いるのかでは、意欲に格段の違いが
出るのは自然なこと。

トップの仕事は、リーダーの意欲、
能力を最大限に引き出して、成果に
結びつけること。

とするならば、打てども打てども
響かないリーダーの意欲を高めて
彼(彼女)を、「掛け替えのない
戦力で、会社を劇的な成功に導く
貴重な存在」というように捉えて
みてはいかがでしょう。

最初はそう思えなくても、「だと
したら」と考えてみることが大事。

そう捉えると、確実に相手に対する
向き合い方が変わり、相手が受け取る
印象が良くなります。

会社の成果にフォーカスするならば、
リーダー個々の意欲をいかに高める
のかは必須課題。

そこで邪魔するのは、自分の内なる
感情。相手のちょっとした言動から
不快のスイッチが入ると、負の思考
スパイラルに陥ってしまいがちです。

そうならないためにも、相手を
「自分と会社を成長させてくれる
存在」と捉えて、どんな言動に
遭遇しても動じない自分を育んで
行きましょう!


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